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こんにちは。オレッキオのIです。
長い時間を共にする結婚指輪。
結婚指輪を身に着けて日常生活を送る以上、
大なり小なり傷や凹みがついてしまうことはどうしても避けられないもの。
購入当時からずっと変わらずピカピカのまま、という訳にはいきません。
でも、それをすごくネガティブに捉える必要はないと思っています。
ときを経て刻まれた小傷がもたらす風合いはまさに指輪の美しさであり、
それは夫婦として歩んできた歴史でもあるからです。
時間の経過と共に指輪の表情がどのように変化していくのか、
私、オレッキオ店舗スタッフIの私物を一例にご紹介いたします。
▲私物/鏡面/着用約2年
▲日中のみ着用、帰宅後は原則全てのジュエリーを外します。
一日中着けっぱなし派ではないものの、2年経てばやはりそれなりの使用感が出てくるものです。
プラチナの光沢の中に細かい傷がいくつも重なり、落ち着いた質感に変化してきました。
▲私物/鏡面/着用約2年
▲こちらは結婚指輪と重ね着けする用のエタニティリング。
レール留めのフチの部分に小傷が多く、ややマットっぽい印象に変化してきています。
ダイヤモンドの輝きを美しく保つため、日々のお手入れは欠かせません。
▲私物/ヘアライン×鏡面/着用約2年
▲こちらは夫の指輪。艶消し加工のヘアラインがベースになったデザインですが、
表面の凹凸が自然に少しづつ磨かれ、やや光沢感のあるいい感じの質感になってきました。
こちらも着けっぱなしではなく経年変化のスピードは緩やかな方ですが、スレのような傷が目立ちます。
身に着ける人の着用頻度やライフスタイルによっても変化の仕方が変わります。
鏡面の指輪は使い込むほどに小傷やスレがついて光沢が鈍くなりやすく、
艶消し加工の指輪は摩擦でならされてツルツルになるスピードが早くなります。
これが自分だけの"味"になり、きっと愛着が沸くはずです。
もちろん、仕上げ直しに出していただければ指輪を研磨して傷を直すことも出来ますし、
ツルツルになった艶消し加工を蘇らせることも可能です(※ハンマー仕上げを除く)。
ただし研磨によって金属が目減りするため、何度も行うことは好ましくありません。
ときを経て刻まれた小傷もまたジュエリーの美しさ。
日々新たな表情をもたらす指輪の経年変化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
オレッキオでは、お客様の大切な指輪選びをしっかりサポートさせていただきます。
皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。