いつもオレッキオスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
オレッキオ表参道店 Iでございます。
初秋の季節とはいえまだまだ暑い日が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
年内のご入籍に向けてご結婚指輪をお探しの方も多くいらっしゃることと思います。
そんな中、店頭でもお客様からよくご質問をいただく素材(金属)選びについて。
「結婚指輪はやっぱり定番のプラチナが硬くて丈夫なのかな」…
「普段からゴールドが好きだからゴールドの結婚指輪を選びたいけど変色とかしないのかな」…
指輪選びに際し、プラチナやゴールドなどの貴金属にはどのような違いがあり、
そしてどのように選べば良いのかお迷いの方もいらっしゃることでしょう。
そこで本日のブログは結婚指輪の素材選びついてご紹介させていただきたいと思います。
オレッキオではご婚約指輪・ご結婚指輪ともに4種類の素材をご用意しており、
基本的には全てのデザインにおいてご希望の素材(金属)にてオーダーいただくことが可能です。
◎プラチナ900(Pt900)
日本では結婚指輪の定番、金属そのものが銀白色の色味と輝きを持つ貴金属プラチナ。
科学的にも安定して耐久性に優れ、長く使用しても変質・変色しないことが特徴です。
プラチナは硬くて変形しにくいというイメージを持たれがちですが、
実はとても柔らかくしなやかな金属だということをご存知ない方も多いのではないでしょうか。
重い荷物を持ち上げるときなど、手に大きな負荷がかかる場合は指輪の着用を避ける必要があります。
オレッキオでは通常のPt900に配合されているプラチナやパラジウムに加え、
さらに少量のルテニウムという金属を配合し強度を高めたハードプラチナを採用しています。
◎K18イエローゴールド(K18YG)
実は欧米ではとてもポピュラーなゴールド素材の結婚指輪。
日本では、金の純度(含有率)を24分率で表示します。
24金が純度100%の純金、つまり18金は純度75%の金に他の金属を25%混ぜた合金のことを言います。
75%の金の他に、残りの25%に銀と銅を同程度混ぜたものがK18イエローゴールドです。
普段の入浴や洗い物など日常生活で着けっぱなしにしていただいても変色などの支障はありません。
一見派手に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は黄色味のある日本人の肌にもよく馴染みます。
ファッショナブルなゴールドの指輪は女性だけでなく男性からの人気も高まっています。
◎K18ピンクゴールド(K18PG)
肌馴染みが良く、可愛らしい印象も持ち合わせるK18ピンクゴールド。
イエローゴールドに比べて銅の配合率が高く、赤みの乗ったピンク色を造り出しています。
海外ブランドでの取り扱いも多く人気ですが、柔らかな色味で日本人の肌にもよく似合います。
他のK18素材に比べて硬く丈夫ですが、故に加工が難しくサイズ直しを受け付けていないお店もあるので注意が必要です。
オレッキオ商品のピンクゴールドの指輪はサイズ直しを承っていますのでご安心下さい。
黒ずんだ十円硬貨(銅が主成分)を見て判る通り銅は性質上酸化しやすい金属ですので、
硫黄による指輪の変色を防ぐためにも温泉では指輪を外された方が安心でしょう。
◎K18ホワイトゴールド(K18WG)
見た目はプラチナにそっくりですが、プラチナとK18ホワイトゴールドは全くの別物です。
純度75%の金に、銀白色の金属であるパラジウムや銀、少量の銅を配合したK18ホワイトゴールド。
プラチナよりも軽く、価格も安価に手に入れることが出来ます。
金属そのものが銀白色であるプラチナとは違い、ややグレイッシュな薄黄色をしており完全な白さではありません。
そこで、リングの表面にロジウムという銀白色の金属のメッキ加工を施しプラチナの色味に近づけています。
長くお使いいただく中でメッキが剥がれて地の色味が露出してきてしまうことがありますが、
この状態は変色ではありませんのでご安心下さい。
いいかがでしたでしょうか。以上の4種類をご用意しております。
これから長く身に着ける大切な指輪だからこそ、その特徴や違いを知ったうえでご検討いただき、
ご自分のお肌やお手元の雰囲気に似合う素材とデザインを見つけにいらして下さいね。
オレッキオでは新型ウイルス感染症予防対策を実施し営業を行っております。
店内の密集状態を避けるため、ご来店予定のお客様は事前にご予約をいただけますと幸いです。
皆さまのご来店を心よりお待ち申し上げております。