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6月も終盤になり、夏休みの帰省に合せて
婚約準備をされるカップルが増えてきました
日本の婚約の伝統儀式である「結納」は
だんだんと省略化され、現在は両家の親睦を深める
顔合わせ食事会形式が増えています。
そもそも結納とは…
新郎新婦の両家が親類となり「結」びつくことを祝って
贈り物を「納」める日本の伝統儀式です。
新郎家から新婦家へ結納の品をお納めします。
関東では主に9品、全て意味のある縁起物です。
①家内喜多留(やなぎだる)…もとは酒樽。家庭円満をイメージ
②末広(すえひろ)…白い扇。末広がりの繁栄を願って
③友白髪(ともしらが)…白い麻糸。白髪になるまで夫婦仲良く
④子生婦(こんぶ)…昆布。子孫繁栄を表す
⑤寿留女(するめ)…スルメ。末永く幸せを願って
⑥勝男武士(かつおぶし)…鰹節。男性の力強さをイメージ
⑦金包包(きんぽうづつみ)…結納金をいれる
⑧目録(もくろく)…結納品の品名を記載
⑨長熨斗(ながのし)…のしアワビ。長寿をイメージ
こちらに加えて
婚約記念品の婚約指輪、新郎へは時計などを
贈りあうことで婚約の証となります。
略式が増えてなお、受け継がれる伝統には
日本人の結び付きを大切にする心が強く表れています。
現在、婚約の形は様々です
ご両家に合った素敵なセレモニーにしてください♡
*婚約指輪のご用意は一カ月半ほど頂戴します
8月にご使用の際はお早目にご来店下さい